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Posted by ミリタリーブログ at

2010年01月21日

自作PATCH

ここ数日、寒さが少しだけ和らいだようですが、これで寒さは終わりなのでしょうか?

アチコチ移動するのに服がかさ張らず助かりますが、ちょっと拍子抜けのような気がします。


さて、本日のお題ですが、自作PATCHについてです。
たまにフィールドで「そのPATCHってどこ製の?」って聞かれることがあるのでちょっとご紹介したいと思います。


2、3年前から少しずつですが、拙いPATCH作りをしています。
自作は手間はかかりますが、自分の好きな物を好きなだけ作れ、暇つぶしにもなるのでいまでも時々作っています。


それでは簡単に私の作成方法を紹介致します。

準備する物として絶対必要な物が画像データ! 別に文字だけのPATCHならワープロソフトでもできるので準備は大したことはないと思います。これをインクジェット用のクリアーラベルシートに印刷します。 


ちなみに貧乏性の私は上の様にA4の用紙を無駄なく使うように配置して一気に刷ってます。




あとは下地となる反射シートに印刷したクリアーラベルシートを切り取って貼り付け、ベルクロのオス(固い方)を貼れば完成です。この時にラベルシートの粘着力では弱いと思うので接着剤又は画像の右にあるような透明両面テープを使えば更に強力になります。

反射シートとベルクロはダ×ソーで購入しコストダウンを図っています。贅沢仕様ならば、ハニカム模様の3M製「スコッチライト反射シート」を使えばさらにソレっぽくなります。

ここでワンポイントですが、ラベルシートは耐水性の物を使用していますが、それでも水は大敵です。そこで耐水性向上を図るため印刷後にクリアーラッカーをぶしゅーつと吹いて表面をコーティングすれば、水にも強くなると思いますし、質感もいい感じになります。



同じBLOOD PATCHを2枚並べましたが右がダ×ソー反射シートを下地にクリアーラッカーはツヤありです。
左が3M製「スコッチライト反射シート」の下地にクリアーラッカーはツヤなしです。
作り始め当初は、クリアーラッカーはツヤありを使っていましたが、最近はツヤなしのクリアーラッカーに変えました。どちらかというとマットな感じの質感が個人的に気に入っています。

反射シートのハニカムある、なしは好みで分かれると思いますが、コストパフォーマンス的には6倍くらい違ったと思います。 


一応はIR特性もあるようでナイトビジョンではありませんが、カメラのIRを当ててもちゃんと反射している様です。

上の画像のPATCHにIRを当てて撮影するとこうなります。


残念ながら模様だけを浮き上がらせる技術がないのでPATCH全面が反射しています。そこはやはりプロにはかないません。しかしちょっとずつ研究していきたいと思います。
3枚のうち下の長方形がTANのパイレーツで素材はダ×ソー反射シート+透明両面テープ(1mm厚)ですが反射率がいまいちのようです。


こちらはTANのBLOOD PATCHとBLKのパイレーツです。やはりTANの反射はいまいちで、BLKパイレーツの反射はいいので色の差によるIRの透過特性でしょうか!?

でも、本物のナイトビジョンで見ていないので、本物で見たらどうなるのか興味があります。



TANのパイレーツは素材貼り合わせに透明両面テープ(1mm厚)を使用しているので厚みはもちろん立体感も少し出ています。


こちらのBLKベース+REDのMEDICとBLOOD PATCHはよく珍しいと言われますが、確かに黒+赤のPATCHというのはVOLKのPATCHで見た以外はなかったように思います。


他にも色々と作ってはいるので、また機会をみてご紹介したいと思います。
  

Posted by Lifter at 19:17Comments(13)装備(Item)